インプラントとは、何かしらの理由により、失ってしまった歯の無い箇所からアゴの骨に直接、人工歯根を埋めこみ、その上に人工の歯（チタン）を被せてかみ合わせを機能的、かつ審美的に回復する治療です。インプラントは、個人差にもよりますが約3～6ヶ月で骨と直接結合する性質があるため、より自然の歯に近い噛み心地と、美しい見た目を手に入れられます。

当院では、インプラント治療を行う前の検査を大切にしております。インプラント治療を安全に精密に行うためには、治療前の正確な診断が必要です。治療前に入念な検査を行うことで、あらゆるリスクを回避し、成功率の高い手術が可能となります。

鼻から顎の下までの全体像を把握できることができ、全体の虫歯、歯周病、顎の骨の状態、副鼻腔の炎症を見つけることができます。治療はもちろん、術後のメンテナンスのためにも重要となります。

X線とコンピューターを使い、患部を撮影し、輪切りの断層画像を確認することができます。立体的な骨格、骨密度、神経や血管の位置まで分かり、手術中のリスクを最小限にすることができます。

インプラントの治療に取り掛かる前に、虫歯や歯周病の有無や歯周ポケットの検査します。徹底した歯周病治療を行うことで、インプラントが最近に感染するのを防ぐことができます。粘膜や骨の状態、噛み合わせも一緒に確認します。

糖尿用や高血圧などの全身疾患がある場合は、インプラント治療のリスクが高まることがあります。血液検査にて確認し、インプラント治療を進めても問題ないかを判断します。

血圧測定、心電図検査、血液中酸素量などを調べます。

インプラント治療で、最噛み合わせや被せ物の位置を決める為の模型のことです。完成イメージを立体的に表し、実際に治療を進めていきます。